WordPressブログサイトをGoogleサーチコンソールに登録する方法と項目の説明

2018年12月31日

Googleサーチコンソール登録の前にGoogleアカウントが必要になります。
まだ、お持ちでない場合は、アカウントの取得を行ってからの登録となります。
Google アカウントの作成

Googleサーチコンソールとは

Googleサーチコンソールとは、 (旧:ウェブマスターツール) の事です。
2015年5月「ウェブマスターツール」から「サーチコンソール」に名称を変更しました。
Googleサーチコンソールを活用する事で、ホームページやブログの検索結果の状況を把握して管理する事ができる無料のツールです。
便利なのは、自分のホームページやブログに、どのキーワードをクリックして訪問したか、また訪問者数を知る事で、どの年齢層が多く、どの記事に人気が有るのかを知る事が出来ます。その他にも、色々な情報を知り、改善する事が出来ます。

例えば、
1.インデックスを依頼
WEBサイトを検索結果に表示させる為にクロールに依頼することが出来ます。
インデックスとは、Googlのクロール(ホームページ検索機能)が検出したWEBサイト(自分が所有するホームページ)を検索結果に表示させる事を言います。
クロールがホームページをインデックスしたら検索ページ(WEB上)に反映されます。
(例えて言うなら、会社に就職する際に、履歴書(ホームページ)を面接官(クロール)に提出して合格する事で入社(インデックス)でき、晴れて社員(WEBページ)として認められる様なものです。)
その、インデックスを依頼しても、なかなか表示されない場合は、クロールエラーやペナルティを受けている場合が有ります。
2.クロールエラーの確認
せっかくブログを書いても、クロールと呼ばれるプログラムに検出されないと、検索ページに表示されません、[エラー]になってしまっているページを、改善する必要があると言う事が解ります。また、改善方法も知ることが出来ます。
3.ペナルティを確認
Googleが設定している規定に反するサイトは、検索ページの上位に、表示されなくなってしまう為、もし、違反している場合は、ペナルティを受けていないか確認し、改善する方法を知る事が出来ます。
など、様々な情報を知り、改善する事で、より良いホームページにすることが出来ます。
その他:項目の説明】は、下の記事で説明したいと思います。

Search Consol登録方法

アカウントの取得が出来ている方は、[グーグルサーチコンソール]にアクセスしてログインしてください。
Google Search Console

初めて登録利用する場合は、自分が所有するブログのURLを入力して「サイトを追加」をクリックします。
アカウントをお持ちの方は、Search Consoleのホームに[プロパティー追加]と、あるので、それをクリックして下さい。

(登録後の方は、以下の画面と同じ様にTOP画面が表示されます)
saacidet
URL入力画面に切り替わるので、ご自分のホームページアドレスを入力して[追加]をクリックします。
det02
その後、サイトの所有者確認が有るのですが、WordPressの場合、2通りの確認方法があり、(メタタグ)を「header.php」に埋込むか、プラグインに張り付けて確認する方法が有ります。
今回、その2種類の方法を説明したいと思います。

「プラグイン」にメタタグを張り付けて確認

こちらは、プラグインを使ってメタタグを張り付ける方法の説明です。
※ワードプレスのテーマによって推奨されていない「プラグイン」もあるので、確認する様にしてください。
[All in One SEO Pack ]プラグインをインストールしている方、限定になります。
まだ、プラグインをインストールしていない場合は、ワードプレスのダッシュボードからプラグインを選択し、検索窓に All in One SEO Pack と記入すると、
「All in One SEO」のプラグインは見つかりませんでした。」と出るので 「WordPress プラグインディレクトリでプラグインを検索」の部分をクリックすれば、画面が切り替わります。いくつかのプラグインの中から[All in One SEO Pack ]を選び[今すぐインストール]をクリックして、[有効化]に切り替わるので、それをクリックすれば、使用可能になります。

[WordPress ダッシュボード]から「All in One SEO Pack」を選び、

オールインワンSEOパックの一般設定画面に行き、下へスクロールして[ウェブマスター認証]とあるので、そこの[Googlウェブマスターツール:]に[Googleサーチコンソール]で生成されたコードを貼り付けます。
そのさい、引用符を含めないようにしてください。

このページを開いたままにし、Googleのサーチコンソールの所有者確認ページに戻り、[おすすめの方法]で「HTML タグ」にチェックを入れて、作成されたコードの一部をコピーします。[Content="ここの部分のコード“]をコピーして、[Googlウェブマスターツール:]の項目欄に貼り付けます。


入力後に、下にスクロールして「設定を更新」とあるので、それをクリックして下さい。

お次は、Search Console側に戻り、[確認]をクリックし登録を完了させ、最後に「続行」をクリックして終了です。
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「header.php」にメタタグを埋め込んで確認

こちらは、(メタタグ)を「header.php」に埋込む方法の説明です。

この方法は、スタイルシートのコード編集作業になる為、間違った作業をすると、ブログの構成を壊してしまう可能性が有ります。少しでも不安がある場合、バックアップを取っておくか、[ヘッダー]をコピーしてメモに張り付けておくほうが、良いでしょう

「おすすめの方法」推奨:HTML ファイルをアップロードと有りますが[別の方法]をクリックして下さい。
det03
「HTML タグ」メタ タグをサイトのホームページに追加します。にチェックを入れて下さい。終えたら次に、確認をクリックします。
gclt01
「HTMLタグ」メタタグが表示されるので、その<カッコ>内の部分を<カッコ>ごとコピーして、自分が所有しているホームページの<headタグ>に埋め込みます。
(コピーしたメタタグをメモなどに、いったん張り付けておくと良いと思います)

次に、Search Consoleの画面はそのままにして、ワードプレスのダッシュボードにログインし「外観からテーマの編集」を選びクリックしてください。

aaa
テーマの編集をするには、ある程度の知識が必要になります。
kakunin
それでも実行したい場合は、ファイルをコピーして保存しておくと、万が一失敗しても、元に戻す事が出来ます。
そこでお勧めしたいのが、[バックアップ プラグインのインストール]です。
[バックアップ プラグインのインストール方法]は、こちら に記載しています。
では、[スタイルシート実行]の続きです。
gclt02-5
スタイルシートの右の項目に[テーマヘッダー]とあるので、それをクリックして下さい。続いて[body]の上に有る[head]と[meta]の間に Search Consoleで、コピーした[メタタグ]を貼り付けます。
サーチコンソールコード
そして、[ファイルの更新]をクリックして、ファイルの編集に成功しましたと出れば、埋込完了です。

[サーチコンソール]に戻り[メタタグ]をコピーしたページの確認をクリックします。

「所有権が認証されました」と表示されれば登録は完了です。

「続行」をクリックすればSearch Consoleの管理画面に切り替わります。
続いて、Search Consoleの項目の説明します。
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Google Search Console【その他:項目の説明】

その他:項目の説明

Google サーチコンソール・ホーム項目の説明!
Search Consoleホームに入室すると、ホームの項目が有ります。
・すべてのメッセージとWeb Tools
すべてのメッセージは、
・GoogleからWEBサイトの改善方法などのメールが送られてきます。

Web Tools(ウェブツール)

・広告に関する問題レポート
( Better Ads Standards)より良い広告基準の説明動画(英語版)です。
・PC
・モバイル
PCとモバイルのどちらかを選択すると、広告に関する問題レポートの確認が出来ます。
・不正な広告
不正行為に関する問題と修正の必要な例を確認できます。

テストツール

1.構造化データ
構造化データとは、[Semantic Web:セマンティックウェブ]と言う〝文章認識ツール〟を元に検索結果に(キーワードのみならず、記事に書かれた内容を理解し、検索結果に表示させることです。)
構造化データ テスト ツールを使用すると、マークアップ(タイトル・見出し・画像添え付け文・記事内容など)を正しく理解し、 Google の検索結果に表示されているかを確認できます。
2.構造化データ マークアップ支援ツール
HTML に構造化データ マークアップを追加するツールをお試し出来ます。
3.メール マークアップ テスター
メール マークアップ テスターを使用して HTML メールの構造化データ コンテンツを確認します。

 

その他のリソース

1.Google マイビジネス
Google 検索、Google マップ、Google+ にビジネスの情報を無料で掲載できます。

2.Google Merchant Center
ここから Google に商品データをアップロードすると、Google ショッピングや Google のその他のサービスでこのデータを利用できるようになります。

3.PageSpeed Insights
PageSpeed Insights を使用すると、すべての端末でウェブページの読み込み時間を短くする方法がわかります。

4.カスタム検索
Google 検索を基に、ご自身のウェブサイトに合ったオーダーメイドの検索環境を実現します。

5.Google Domains
Google Domains では、ドメイン名を探してウェブサイトを作成できます。

6.ウェブマスター アカデミー
質の高いコンテンツを提供する魅力的なウェブサイトを作成して Google 検索に掲載する方法を学習できます。

7.Google AdWords
Google でビジネスを宣伝し、AdWords で新しい顧客にリーチしましょう。


2017年12月12日
Googleは、ユーザーエクスペリエンスを向上させる為、Better Ads Standards (The Coalition for Better Ads という広告団体連合)に準拠しない(広告記載違反サイト)において、2018年2月15日からChrome(Googleのウェブブラウザ)での広告表示を停止、サイトからすべての広告を30日以上削除しますと発表!

サイト所有者は違反が修正された時点で再審査の依頼を送信する事ができる様です。


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各サイトのダッシュボードの項目

メッセージ

(Googleから、各WEBサイトへの改善方法などのメッセージが送られてきます。)

検索での見え方

構造化データ:検索結果に正常に表示されている事の確認が出来ます。
リッチカード:設定した[リッチカード:画像一覧]が検索結果に正常に表示されているか、チェックし、エラーになっている場合改善策のヒントを教えてくれます。
リッチカード画像
データ ハイライター:商品の説明や価格などサイト内のデータをタグ付けし、検索結果で目立たせる事が出来きます。
HTML の改善:メタデータ(descriptions)やタイトルタグの、重複データなどの改善方法などの情報を知る事でパフォーマンスを向上できる可能性があります。
Accelerated Mobile Pages:モバイル ユーザーに、さらに訪問してもらう為の問題の修正情報を提供してくれます。

検索トラフィック

検索アナリティクス:Google 検索での表示状況の把握や、ユーザーの検索パターンを分析する事が出来ます。
クリック数・検索結果をクリックしてサイトに訪問した回数の割合を知る事が出来ます。
表示回数・ユーザーがGoogle 検索して表示したページの一覧にあった場合、訪問されなくてもカウントせれます。
CTR・表示回数のデータがない行の場合、クリック率(CTR)の計算は 0 で割ることになるので、CTR の値にはダッシュ(-)が表示されます。(CTR:%)]は、クリック数 ÷ 表示回数 (×100)
記載順位・検索結果の平均掲載順位です。
クリエ  、検索 エンジンに入力されて、訪れたキーワード)
ページ・WEBサイトの各ページに、どのキーワードで訪問したのかが解ります。
・どの国でよく検索されているかが解ります。
デバイス・閲覧しているアイテムがPC・モバイル・タブレットの割合が解ります。
検索タイプ・webページ・画像検索・動画サイトからの訪問の割合が解ります。
日付・過去の7日から90日までのデーターを調べる事が出来ます。
サイトへのリンク・リンクされたコンテンツやリンク元 の数。
内部リンク・検索する内部リンクの参照先
手動による対策・手動によるウェブスパム対策
インターナショナル ターゲティング・地域と言語設定に基づいたターゲット ユーザーの設定
モバイル ユーザビリティ・モバイル検索結果に影響を与える問題を解決

Google インデックス

インデックス ステータス・インデックスに登録されたページの総数
ブロックされたリソース・Googlebot に対してブロックされたページ
URL の削除・所有する URL を検索結果から一時的に削除します。コンテンツを恒久的に削除するには、ソースページの削除または更新が必要です。

クロール

クロールエラー・サイト エラー
クロールの統計情報・クロールの過去 90 日間のデータ情報
Fetch as Google・ウェブサイトのページが Google でどのように表示されるかを確認できます。
robots.txt テスター・robots.txt テスターを編集して、エラー確認。
サイトマップ・サイト全体のグーループ情報
URL パラメータ・Googlebot でサイト検出に問題が発生した時に使用します。
(パラメータを誤って設定すると、サイトが Google のインデックスから削除される可能性があります。必要な場合を除き、このツールの使用はおすすめしません)


セキュリティの問題

現在のところ、貴サイトのコンテンツからはセキュリティの問題は検出されていません。セキュリティの問題の詳細や、セキュリティの問題が及ぼすサイトへの影響については、ハッキングされたサイトに関するリソースをご覧ください。
ただし、貴サイトへのアクセス時にブラウザにマルウェアの警告が表示される場合、貴サイトはマルウェアを含む別のドメインのコードまたはコンテンツを参照している可能性があります。クロスサイト マルウェアに関する説明を読み、解決方法をご確認ください。

4.「サイトマップ」
サイトマップとは、Web上にアップしたページを、このサイトの記事ですよ、とクロールに対し説明して、関連させることで、インデックスされやすくなる為、定期的に送信する事で、WebサイトのURLが強くなると言われています。

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